ポッペン

ポッペンは、ガラスの弾力性を使った唯一の工芸品です(ガラスって弾力があるんですよ)。 お正月(年頭)に吹いて一年の厄を祓う。
※旧正月や節分を年の初めとして考える方が多いです

ポッペンは底の部分がとても薄くなっていて、細い棒の部分を咥えて息を入れると”ポッ”凸咥えている口を放すと”ペン”凹と音が出ます。 (底の部分が弾力で凸凹になる。)したがって”ポッペン”といいます。

ポッペンは音を鳴らすだけの玩具ではなく。この音で一年の厄を追い祓うと言う意味で日本全国にひろがったようです。 歌麿の浮世絵の中に”ビードロを吹く女”という有名な作品が あります。

この作品の名前があまりにも有名になってしまい現在でもポッペンのことをビードロと言う人が多くいます。

喜多川歌麿 婦人相学十躰「ビードロを吹く女」

ポッペンの作り方

 

①.ガラスを巻き取る

ガラスの竿の先に溶けたガラスを少なめに巻く。それを6cmくらいの大きさに丸く膨らます。

※かなり薄く作ります。

②.底の部分に炎を当てる。

炎が出ているところに底の部分をあてて クルクルと遠心力を加えると底の部分が平ら「凹」に なる。※薄すぎるとセロハンのようになりダメ。厚く作るとガラスが振動しないので音がでない。

③.完成!

薄くなった部分が膨らんだり凹んだりする事で音がなります。音にも硬い音があったり柔らかい音があったりします。これでポッペンは完成です。

ポッペンの絵柄

桔梗

金魚は鯉と同じく天に登って龍になると言われ、風水でも縁起の良い金運の魚です。

ひまわり

メジロ

富士山に花火

小花(ピンク)

小花(黄色)

小花(白)

ポッペンには、いろいろな呼び方があります。(例:びーどろ・ポッピン・ぽぺん・べこべこ・ポッペン・チャンポンそれぞれ音から生じた名称です。)
びーどろは、ポルトガル語でガラスのことを意味しています。

注意事項

ポッペンは、とても薄く作られています。強く吹きすぎたり、咥えたまま走り回ったり移動することは、絶対にやめてください。小さいお子様が使用する時は大人が側に付添ってください。また、人に向けて吹くこともやめてください。